競馬産業としてのマーケットは、日本では拡大というよりも
縮小しているようだ。
馬産地の世界でも不況の風が吹いている。
借金に借金を重ねて破綻してしまう牧場も多いようだ。
特に銀行から融資を断られた牧場は厳しい。
最悪の場合は高金利の消費者金融から融資を受ける
選択肢しかなくなってくる。
返済する上で馬がお金になるまでの時期を考えると、
とても大変な苦労だと想像できる。
仰ぎ見るようにバブルを懐かしんでも、
目まぐるしく変わる競馬の流れは、
実際に馬の生産や育成に携わる人たちにとって、
途中で投げ出すわけにもいかない状況。
どことなく温かい風が吹き込まれることを期待する
声も多いのではないだろうか。
振り返らずに新しい道を選ぶのも一考だが、
灯りを消さないように直向きに頑張っている馬産地の
方々には頭が下がる思いだ。
さて本日の競馬は代替競馬として、
府中と京都で開催される模様。
JRAとしても雪の影響で売り上げを伸ばす
チャンスが巡ってきたと、広報は思っているのかもしれない。
確かにビジネス面から見れば、開催日が増えるというのは
怪我の功名かも。
除外馬が続出している昨今、せめて京都のほうはレース数を
追加したいところだが、かといっていきなり出走させる
わけにもいかない馬の輸送事情もある。
それに加えて走るつもりがなかった馬を、
急遽出走というのも大変なことであるに違いない。

